レストラン 花物語

花物語はロードサイドレストランとして
計画されました。
前面道路に対しての配置、車をどの様に敷地内に
導入するかからスケッチを始めました。
建物はやはり敷地の前面に追し出し
車からその姿が容易に伺える事を考虜しました。
敷地の状況から自然と建物は2階建てとなり,
車は必然的に建物の下を通り
奥の駐車スペースへと導かれます。
左右にコンクリートのコアを設け中央部分の床と屋根を
コアから吊上げる構造としました。
それは車に対してレストランとしての姿形が
力強く印象付けられる事を願っての事でした。
計画はある程度成功しました。
なかなかのレストランでした。

この建物は現在レストランでなく
他の用途として使用されています。
これを設計した事がその後の私に大きな転機をもたらしました。
ある一人のスリランカ人と知り合うのです。
それでまさかエスニックレストランを始める事になるとは
その時には思いもよりませんでした。


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