・2009年5月1日福岡市中央区赤坂二丁目6−27
 中央区赤坂けやき通りに「珈琲美美」さんと
 「工芸風向」さんが移転OPEN。

・2009年の年明けに今泉の「珈琲美美」さんの隣の
 お菓子屋さんの店舗が空いてるので
 拡張と改装の話が持ち上がり相談を受ける。
 珈琲美美さんの既存店の図面をもらいうけ
 隣の空き店舗の状況らの実測の話を進めていたの
 でしたが
 図面らの進め方については大家さんとの話し合いが
 煮詰まってからとのことで様子見の状態でした。

・1月26日〜29日
 私の事務所(赤坂けやき通り)の隣で営業してる家具店が
 撤退するとの情報が入る。
 以前から今泉の「珈琲美美」に行くたびにM光さんに
 私の事務所の隣が空く時はお願いしますと
 何回となく言われていたので伝えると速攻で移転するとのことで
 早速行動することになった。
 すばやく動いた甲斐があって不動産業者と接触でき
 借り受けることが決定。

・1月31日〜2月5日
 今泉上人橋通りのマンション二階で営業しておられる
 「工芸風向」のT木さんもお店を路面店に引越ししたいと
 探しておられたので移転する「珈琲美美」さんの隣が
 空いてますよとの情報を持ってお店に伺うと
 「珈琲美美」さんの隣ならとこちらも軽快な判断と動きで
 週には不動産業者に連絡して接触をお願いして
 こちらも速攻で決まりました。
 
・3月 6日〜7日 
 「珈琲美美」のM光さんと二人で東京に行く。
 日本民芸館の床の大谷石の仕様を確かめる。
 新しいお店の一階の床を美美さんも風向さんも大谷石を張りたいとの
 意思表示による視察でした。
 その後吉祥寺のかつてM光さんが修行された珈琲の名店「もか」に赴き
 家具類の実側を行う。
 家具屋さんの営業が3月一杯とのことで
 4月になったら施工ができるようにと計画してたが
 設計図を進めるのにも既存の資料がほとんどなく
 実測をしなくてはいけなくなっていました。
 そのような状況でもOPENは5月1日と決まっていました。
 工事では途中ガス工事に着手しようと手配を進めた時
 建物の前までガス管が埋設されてなく50メトルも道路を掘削しての
 難工事が待ち受けてるいましたが
 焙煎の作業を既設の今泉のお店で継続して急場をしのいで貰い
 5月1日のオープンはかろうじて叶ったのでした。

  

 

 
・珈琲美美1階焙煎室内装仕上げ仕様

・天井ープラスターボード下地珪藻土塗り仕上げ
・壁 ーコンパネ下地大谷石張り一部プラスターボード
     下地亜鉛鉄板張り
・腰 ー同上
・床 ーコンクリート下地大谷石張り

・珈琲美美1階豆売り場内装仕上げ仕様

・天井ー杉材格子天井無塗装仕上げ
・壁 ープラスターボード下地クロス貼り仕上げ
・腰 ー杉板化粧張り無塗装仕上げ
・床 ーコンクリート下地大谷石張り

・珈琲美美2階喫茶室内装仕上げ仕様

・天井ープラスターボード下地珪藻土塗り仕上げ
・壁 ープラスターボード下地クロス仕上げ
・腰 ー一部杉板化粧張り無塗装仕上げ
・床 ー桧木れんが敷きこみ仕上げ
 (既存店舗床木れんがも使用する) 
・喫茶室の床は一部杉板張りとし透明のオスモカラーを塗装しました。
・喫茶室厨房床はコンパネ下地GFシート張りとしました。
・カウンターは既存のものを吉井町のY口さんが塗装を剥ぎ
 新たに塗装を施して取り付ける。
・建具類も既存のものが使える所は全て使いました。
・照明器具も東京の「もか」さんから持ち込んだものと既存店舗で使ったものを
 使用しました。
・家具類も「もか」さんのものと既存店舗の家具を移設しました。
・椅子も「もか」さんで使っていたものを塗装を剥いで枝胡麻を塗りました。
・喫茶室は城内の緑とけやきの樹のその奥に控えてる護国神社の緑が
 心地いい借景になっています。

 


・珈琲美美外装仕上げ仕様

・正面左の焙煎室は外壁に木製R付き窓を設け回りの壁面に大谷石を張り、
 玄関回り床も内部床と同様に大谷石を張って仕上げています。
 正面右の珈琲豆売り場の外壁は腰部分はオーナーの友人の窯元から
 窯で使っていたレンガを積み上げ目地は白漆喰で仕上げました。
 
 上部の開口部は桧材を使って造作し嵌め殺し木製窓を納め
 三枚の内一枚を可動式に。
 その上部の壁面は左官仕上げでホワイト色でまとめました。
 正面の親子扉も木製として内にお客を招き入れるよう内開きとし
 外部に面した木部は透明のオスモカラーを塗装し仕上げています。
 玄関上部に取り付けたテントは既存のものを加工して取り付けました。
 壁面上部に取り付けた看板は吉祥寺の「もか」で使われたものを
 補修して取り付け正面左上の照明看板も既存のものを補修して取り付けました。
 2階のガラス面に横格子を取り付けたいと思っていて
 その横格子の寸法をどうしようと迷いましたが
 サッシュの枠と同じ寸法にしようと決め取り付けましたが
 旨く落ち着いた姿にまとまったのではと思っています。

・工芸風向外装仕上げ仕様

・外壁壁面を一部内部に引いて少し陰影をつけています。
 その部分の仕上げは無垢材を横張りとして
 縦長の窓を3ヶ所設けましたが
 外部からのプロポーションと
 内部から見たときのプロポーションに床の高さの加減で
 見え方に不自然さを感じ、再度下に小窓を設けると
 落ち着いた姿になりました。
 

横板張りにはオスモカラーで茶系の色彩で
着色しています。
横板張りより30cm出ている部分は
左官仕上げとし、珈琲美美さんと同様
ホワイト色に納めています。

横板張り上部にはブルー系のテントを
特注して取り付けました。
玄関扉は木製ガラス戸として
ここでも内開きとしています。
看板は古い木板に工芸風向と書き込まれた
ものを取り付け、上部から照明で
ほのかに照らしています。

外部の姿は珈琲美美さんと工芸風向さんが
一体となって けやきの新緑から漏れてくる
木漏れ陽にきらきらと輝き、思った以上の
佇まいを感じさせてくれています。


 

 
・工芸風向内装仕上げ仕様

・天井ーシナベニヤ6o目透かし張りオスモカラー着色仕上げ
・壁 ーシナベニヤ6o目透かし張りオスモカラー着色仕上げ
    北側壁面はプラスターボード
    下地珪藻土仕上げ一部硝子ブロックはめ込み
・腰 ー          同上
・巾木ー木製H=60oオスモカラー着色仕上げ
・床 ーコンクリート下地大谷石張り

・工芸風向さんの内部は床が大谷石張りとして
 壁面はシナベニヤ6oの目透かし張りで三面を
 仕上げています。
 公園側の壁面は珪藻土仕上げとして
 硝子ブロックから微かに外光が射しています。
 道路側の壁面も極力開口部を小さくして
 外光をコントロールし商品が効果的に陳列できるようにとの
 T木さんご夫婦の計らいでした。
 天井はなるべく高く仕上げたいとのことで
 中央に有る鉄骨のラチス梁は露出させ
 グレー系のペイント仕上げとしましたが
 良い具合に納まってくれました。
 
 外光を極力抑えられた内部空間は静かな佇まいを見せ
 展示物は生き生きとした姿を醸し出してくれています。
 
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